惑星エルフィニア

領有:エルフィス王国

ROKI文明発祥の星。

緑豊かな惑星で、惑星の大きさや鉱物資源の量こそ、比較的少ない星だが、長い年月に育まれた熟成された豊かな文化がある星。

銀河系中心地域に位置するため、周辺には、強大な勢力を誇る他文明の惑星がひしめき合っている。深宇宙の探索などで見つけた小惑星などから資源を採掘して、少しずつ力を蓄えている。

『エルフィス城』

 

惑星エルフィニアを統治するエルフィス王国の国王が住まう城。

海の上に建てられた壮麗な城で、見る者を魅了する城である。

かつては、ここに住まう国王により、国の運営がなされていたが、現在では、国王は象徴として扱われ、議会によって国の運営がなされるようになった。

『セフィア天空城』

 

惑星エルフィニアの上空を浮遊する巨大で美しい天空城。

かつて、エルフィス王国の黄金時代に、エルフィス王国の威光を世に知らしめ、永遠に残すために、天文学的な資財を用いて、200年の年月をかけて造り上げた天空城である。

また、建設に膨大過ぎる金がかかったため。国の財政が破綻しかけ、税が急激に引き上げられたという過去があり、【フォルトア革命】を引き起こした圧政の原因として有名な城でもある。

現在は、その幻想性と芸術性の高さから、観光の名所である。

『王都エル・エルドラード』

惑星エルフィニアの経済と行政の中心地で、エルフィス王国の首都にあたる都市。

現在は、エルフィス王国では、貴族による貴族院と市民から選挙で選ばれた衆議院による二議会制の議会政治によって、国の運営が行われている。王都には、その貴族院と衆議院の議会が設置されている。

『古都エル・ラヴィナス』

 

ROKI文明最古の都市。

エルフィス王国の貴族が数多く暮らしている都市でもある。

古き町並みが歴史を今に伝えている。観光地として非常に有名な都市。

『レヴィングス宮殿』

 

エルフィス城が建設される以前、ROKI文明の暗黒時代から産業革命時代まで、エルフィス王国の王が暮らしていた宮殿である。

非常に芸術性の高い美しい宮殿で、建設より数千年が経った現在でも、人々を魅了し、愛されている宮殿である。ルールシトラ連邦全域において最も名高い観光名所の一つである。

 

『ウルガノス城』

 

岩山を削って作り上げた難攻不落の城。

狂王ウルガンにより、建造された。

城内には、広大で迷宮のような地下墓地と、無数の牢獄、多数の拷問部屋が存在した。伝説では、この城で拷問や処刑等で死んだ人の数は、百万人を越えるという。

現在では、呪われた城として畏れられながらも、古の負の遺産として観光名所となっている。

 

『嘆きの廃都エル・アルテラン』

 

かつて、エルフィス王国の首都が存在していた都市。

エルフィス王国にて起きた【フォルトア革命】が失敗に終わり、革命軍が惑星エルフィニアを去った直後、強大な力を誇る他の文明によって、エルフィス王国が軍事侵攻されるという事件が起きた。

当時のエルフィス政府は、フォルトア革命軍の追撃を放棄し、全軍をもって敵を迎え撃ったが、圧倒的な科学技術の差により、敗北することになる。そして、この【アルテラン戦争】にて、当時の王都エル・アルテランは廃墟となる。敵は、制圧したエル・アルテランにある人や資源の全てを奪いつくして、惑星エルフィニアを去って行った。その後、地方都市で生き延びた王族が、エルフィス王国を復興させることに成功して、今に至る。

しかし、廃墟となったエル・アルテランには、去って行った他の文明の侵略軍が放棄していった無人機兵が無数に稼働しているため、危険区域として、エルフィス政府により隔離された。

『白宝の古代都市エル・パルミナ』

 

ROKI文明黎明期に作られた古代都市。

遥か古の時代より、貴族の住まう白亜の美しい都として尊ばれてきた。しかし、狂王ウルガンの時代、貴族の大粛清が行われた際に、この都市も破壊されてしまう。この都市に住んでいた多くの貴族も、この都市と共に滅んでしまった・・・。

今では、緩やかに朽ちてゆく美しい古代遺跡となっている。

『古代王墓』

 

ROKI文明黎明期頃の王達の墓。

エルフィス王国建国以前に、惑星エルフィニアで栄えた諸国の一つの王墓だと推測されるが、文献が失われて久しいため、詳しいことはわかっていない。

王墓内には、無数の死者達が彷徨い歩くという謎の現象が頻発しているため、現在はエルフィス王国政府により、危険視され、厳重に封印されている。

『古の樹海』

 

ROKI文明の発祥前、地球からこの星に植民船が到達した昔より、存在した古い樹海。

深い樹海で、探索もほとんど進んでいない。

未だに数多くの謎が眠っているとされる。